少林寺拳法について
少林寺拳法とは?
少林寺拳法は1947年、香川県多度津町において、宗道臣によって創始されました。敗戦当時の混乱した日本の状況を憂えた宗道臣は、他人のことを本気で思いやれる、自信と勇気と行動力を持った社会で役立つ若者を育てたいと考え、「武道を通じた人づくり」の志を持ちました。人材の育成にはしっかりとした組織と教育システムが確立されなければならないと考えた宗道臣は、それまで学んだ武術を元に、老若男女、誰もが学べ、自信を得るのに有効で魅力的な技法を編み出し、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」という基本理念と一体になった教育システムを作り上げ、これを少林寺拳法と名づけました。以来、現在では世界34カ国へ普及、登録会員数は170万人を超えています。
少林寺拳法の名前の由来
宗道心は若いころに滞在した中国で、もと嵩山少林寺の僧であった師に教えを受け、義和門拳の允可を嵩山少林寺で受けました。少林寺拳法の名称は、これに由来します。帰国後、取得した拳技を現代の実状に適するように整理・再編し創意工夫を加えて少林寺拳法として創始し、現在の形に発展させたのです。ちなみに、中国河南省の嵩山少林寺に源を発する武術は「少林武術」と言い、そのうち武器等を使用しない徒手の分野を「少林拳」または「少林拳術」などと呼んでいます。